5月8日、ついに新型コロナウイルス感染症が5類感染症へと移行しました。
これに伴い、行政による外出自粛要請や行動制限等の措置が取られなくなります。
思わず、長く淀んだ3年間が明けたような晴れ晴れとした気分になります。
先日、体育祭を終えた県内の高校において、全校生徒の半数以上でインフルエンザの集団感染が確認されたことをご存知でしょうか。
その理由として、県を跨いだ移動もある大型連休明けであり、5類へと移行したことによる体育祭での声出し再開、更に生徒同士の接触や密着があったことが挙げられるようです。
対コロナとして行っていた手洗い・うがい等の基本的な感染症対策でインフルエンザの流行も防げていたという事実を改めて知ることになったニュースでした。
当院では引き続き、来院される方への手指消毒・マスク着用をお願いしています。
3年間ですっかり根付いた新たな習慣を突然止めるのではなく、有効であった感染症対策は引き続き行ってみることも大切かもしれませんね。