9月も、後半になり、夜になると夜風が涼しくなり、耳を澄ますと、虫の鳴き声が聴こえてきます。
以前と変わらず、コロナウイルスの脅威は終息する気配はなく長引く非常事態宣言に重い気持ちになりがちです。長引くストレスが、子供にもみられる傾向にあるようです。ある研究機関が行ったアンケート調査では回答した924人の子どものうち、小学4~6年生の15%、中学生の24%、高校生の30%に中等度以上のうつ症状が見受けられた。例えば、気分が落ち込む、物事への興味や関心がなくなる、疲れた感じがする、眠れない、または眠り過ぎるといった症状が見受けられるとのこと。性格がもともと前向きな子どもなら、ストレスを跳ね返せるが、多感で繊細、完璧主義といった性格、発達の遅れ、知的障害などの背景があると、他の子どもよりも苦しく感じる可能性があるといった傾向も…。
こういった症状がみられる際には深呼吸などのセルフケアが必要とのこと。方法としては6~8秒かけておなかを膨らませるようにゆっくりと息を吸い、いったんとめて同じ秒数で吐く。呼吸に集中し、雑念を忘れるようにする。自分の精神状態とうまく付き合いながら生活リズムを整えていきましょう。