令和6年を迎えて、お正月・成人式・節分・ひな祭りと色んな行事がめまぐるしくアッと
いう間に過ぎて、いつしか桜の開花が待ちどうしく感じられるこの頃です。
ニュースの桜開花予想日を見るたびに、九州より関東の方が先に咲くのはなんで?
と、気象予報士さんの解説を聞いても良く分からない(笑)
自然の力は不思議な事だらけです。
桜は旅立ちと出会いの象徴のように思えます。
卒業式や入学式、社会人としての新生活のスタートで、喜びも不安も押し寄せる中
背景には不思議と桜があります。
厳しい冬を乗り越えて開花した桜の花を見て心から美しいと感じられることはとても
幸せなことです。
数年前の3月下旬の雨の日、桜散る中、末っ子の一人娘が他県へ嫁ぐ姿を複雑な気持ちで
見送りました。寂しさがこみ上げて薄いピンク色の桜の花が真っ白に見えて周りの風景
までモノクロームに見えたあの日。喜びよりも寂しさが先立ち、淡々と普通に生活し続けた
日々。時間は薬とよく言ったもので何とか慣れましたし、何とかなった!!
今年3月のその頃に、家族が増えて里帰りしてくれます。
今年の桜はきっと濃いピンク色で喜びに溢れていることと思います。
皆様の瞳に桜の花がどんな風に映るでしょうか?
桜の開花が楽しみですね。